カタールW杯・ポルトガルに勝利しアフリカ勢初の4強

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は10日（日本時間11日）、決勝トーナメント準々決勝が行われ、モロッコがポルトガルに1-0で勝利。支配率では下回りながらも失点を許さず、アフリカ勢として初のベスト4進出を決めた。ABEMAの解説で現地入りしている元日本代表の本田圭佑も「ダークホース」とツイッターで反応するなど、鉄壁の守備で旋風を巻き起こしている。

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　ポルトガルに対し、支配率32％とボールを保持される展開が続いたモロッコ。だが前半42分、左からのクロスにユセフ・エンネシリが反応。圧巻の跳躍力を見せつけたヘディングシュートを叩き込み、先取点をもたらした。後半、C.ロナウドを投入してきた相手に猛攻を受けるもGKヤシン・ブヌが立ちはだかってゴールを許さず。終盤、退場者を出しながら凌ぎ切った。

　アフリカ勢初のW杯ベスト4と、歴史を作ったモロッコ。グループリーグではFIFAランク2位のベルギーを2-0で下して注目を浴びたが、ここまで5試合で失点はわずかに1。しかもカナダ戦で唯一喫したのもオウンゴールという鉄壁ぶりだ。現地入りしている本田も「ダークホース、モロッコ！」とツイッターで反応し、日本のファンも「ここまでオウンゴール以外無失点やばすぎですね」「ドラマありすぎです」「ビックリしたわ」とコメントしていた。