日本人サポーター、“幻の準々”でもゴミ拾い 英紙喝采「最高のゲストの評判を確立」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は準々決勝が終わり、4強が出揃った。日本で特に注目を集めたのは、日本を破ったベルギーがブラジルを2-1で下した熱戦。日本の突破を見込んでチケットを購入していたファンも多かった模様で、複数の日本人サポーターが“幻の準々決勝”後、ゴミ拾いに励んでいる姿に海外メディアが脚光。
勝てば激突だったブラジルのベルギー戦でゴミ拾い「主賓であることを再び示した」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は準々決勝が終わり、4強が出揃った。日本で特に注目を集めたのは、日本を破ったベルギーがブラジルを2-1で下した熱戦。日本の突破を見込んでチケットを購入していたファンも多かった模様で、複数の日本人サポーターが“幻の準々決勝”後、ゴミ拾いに励んでいる姿に海外メディアが脚光。自国の試合以外でも貫くマナーの良さについて「主賓であることを再び示した」「最高のゲストとしての評判を確立した」と喝采を送っている。
日本人サポーターのマナーは「自国の試合」という尺度にとどまらなかったようだ。「ワールドカップ2018:ベルギー戦でのブラジル敗退後、日本のサポーターがゴミ拾いを続ける」と特集したのは、英紙「ザ・サン」だった。
「日本はワールドカップ敗退となったが、彼らのファンは話題を集め続けている」
こうつづった記事ではブラジルが惜敗し、涙をのんだ後の客席の様子について言及。「涙ぐむブラジルファンがスタジアムを去った後、彼らはゴミ拾いを行い、再び主賓であることを示した」と記している。
日本は決勝トーナメント1回戦でベルギーに2-3で敗戦。勝っていれば、ブラジルと戦う相手は日本だった。突破を見込んでチケットを購入していたファンもいたのだろう。記事ではブラジルサポーターが帰った後で日本のユニホームを着たサポーターが客席のゴミを拾い集める画像を掲載している。