フェデラー、全豪復活V以来の初戦を難なく突破「これ以上ない出来だった」
男子テニスのATPツアー「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」が現地時間27日に開幕し、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が1回戦でブノワ・ペア(フランス)にストレート勝ちした。この勝利をATP公式サイトも大きく伝えている。
実力者揃いのドバイ・デューティーフリー・テニス選手権、世界ランク39位にストレート勝ち
男子テニスのATPツアー「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」が現地時間27日に開幕し、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が1回戦でブノワ・ペア(フランス)にストレート勝ちした。この勝利をATP公式サイトも大きく伝えている。
復活を高らかに告げる優勝を果たした全豪オープン以来となる実戦だったが、フェデラーは安定した戦いぶりを見せつけた。ペアに計3度のブレークチャンスを与えたものの、すべて守り切るなど、6-1、6-3と世界ランキング39位の相手を寄せ付けない安定感を見せた。
同サイトによると、フェデラーは試合後、以下のように語っている。
「1回戦にしては、リターンは非常に良かった。第2セットはサーブが深いところに入り、素早く攻撃に移ることができた。とても素早いラリーだった。ドバイでの初戦としては、これ以上ない出来だった」
今大会には第1シードにアンディ・マレー(イギリス)、第2シードにスタン・ワウリンカ(スイス)、第4シードにもガエル・モンフィス(フランス)と実力者が多く参戦。フェデラーは「何年間もこの大会でプレーしていて、大会の成長を見てきた」と話している。
それでも、フェデラーは「ファン、そして私自身、このコートに戻って来ることがどれほど特別であるかを知っている。いつも感謝にあふれているよ」と同大会でプレーする楽しさを味わっている。各国の強豪が集まる同大会で、レジェンドは再び存在感を発揮する所存だ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images