女子ゴルフ新人No.1決定戦 今季ブレークした19歳川崎春花が首位「有名プロに並びたい」
女子ゴルフの国内新人戦・加賀電子カップは8日、千葉・グレートアイランドC(6482ヤード、パー72)で第1日が行われた。昨年11月のプロテスト合格者21人が出場し、すでに今季レギュラーツアー2勝の19歳・川崎春花(村田製作所)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーで暫定首位発進。9日に最終日が行われる。
新人戦・加賀電子カップ
女子ゴルフの国内新人戦・加賀電子カップは8日、千葉・グレートアイランドC(6482ヤード、パー72)で第1日が行われた。昨年11月のプロテスト合格者21人が出場し、すでに今季レギュラーツアー2勝の19歳・川崎春花(村田製作所)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーで暫定首位発進。9日に最終日が行われる。
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川崎が快調な滑り出しをみせた。7番でピン上4メートルにつけてバーディー。8番は137ヤードから8アイアンで50センチにつけて1つ伸ばした。9番も136ヤードから8アイアンで2メートルに乗せ、3連続バーディーだ。後半も伸ばし、好発進に笑顔を見せた。
「特別な大会という意識はあったけど、いつも通りの試合の感じで朝からいました。ショットが凄くよくて、グリーンを外したのも1回だけ。感触はよかったです。結果的にはいい位置にいられているけど、パットが最後までイマイチ決まり切らなかった。明日への課題だと思います」
川崎は9月の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でプロ初優勝。10月には早くも2勝目を挙げてブレークした。今大会は5位に入った伊藤園レディースと同じコース。「コースも覚えていたので自信を持ってプレーできた。グリーンの傾斜も試合の時を思い出しながらプレーしました」と明かした。
「一生に一回の大会。新人ならではの試合ですし、いま活躍されている有名なプロがたくさん優勝されている大会なので、私もそこに並びたいな思います」
特に過去の優勝者で印象的だった選手を聞かれ、上田桃子を挙げた。「凄く尊敬していいて、今シーズンも2回ご一緒させていただいた。プレーも人柄も素晴らしいと思ったので、こんな選手になりたいなって憧れていますし、尊敬しています」。この日の朝は冷え込んだが、ウォーミングアップで長めに走って対応。序盤は感覚が合わなかったパットのストロークもラウンド中に修正してみせた。
「(新人同士で)プレー中も会話しながらプレーできて凄く楽しかったです。(最終日は)最終組かもしれないので優勝も意識すると思うけど、その中でベストを尽くせるように頑張りたいです。やっぱり相手を意識してしまうので、意識しないでおこうというより、意識しながらどれだけ自分のプレーをするか考えています」
今季ツアーでブレークした19歳は栄冠を手にできるか。
(THE ANSWER編集部)