ポルトガル、C.ロナウドの“代役”21歳がハット 元選手は采配絶賛「もう先発から外せない」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は6日(日本時間7日)、決勝トーナメント(T)1回戦でポルトガルがスイスに6-1で勝ち、4位だった2006年ドイツ大会以来16年ぶりの8強入りを決めた。大黒柱の主将FWクリスティアーノ・ロナウドが先発から外れる中、“代役”として出場した21歳のFWゴンサロ・ラモスが大会通じて初となるハットトリックを達成。起用したフェルナンド・サントス監督に対し、元代表選手たちはツイッターで采配を称賛し、“C.ロナウド外し”を後押しした。
カタールW杯決勝T1回戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は6日(日本時間7日)、決勝トーナメント(T)1回戦でポルトガルがスイスに6-1で勝ち、4位だった2006年ドイツ大会以来16年ぶりの8強入りを決めた。大黒柱の主将FWクリスティアーノ・ロナウドが先発から外れる中、“代役”として出場した21歳のFWゴンサロ・ラモスが大会通じて初となるハットトリックを達成。起用したフェルナンド・サントス監督に対し、元代表選手たちはツイッターで采配を称賛し、“C.ロナウド外し”を後押しした。
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21歳の新星が輝いた。チームの“顔”ともいえるC.ロナウドを先発から外し、ラモスを3トップの真ん中に置いたサントス監督。起用はズバリ当たった。前半17分、ペナルティーエリア内で左足でGKのニア上を打ち抜いて先制点を奪うと、後半6分には右からのグラウンダークロスに走り込んで2点目。同22分にはGKとの1対1を冷静なチップキックから流し込んで3点目と、バリエーションに富んだゴールを重ねた。
この活躍に元代表選手や識者はツイッターで反応した。元米国代表で現在は米スポーツ専門局「ESPN」で解説を務めるハーキュリーズ・ゴメス氏は「ラモスがクリスティアーノ・ロナウドと代わって先発しハットトリック達成。サントスはロナウドのためにラモスを先発から外すことはもう出来ないでしょ!?」と投稿。W杯得点王の実績を持つ元イングランド代表FWゲーリー・リネカー氏も「ロナウドから先発の座を奪うなら、これこそがその方法だ。ラモスの素晴らしいゴール。サントスの素晴らしい采配」とつづり、サントス監督の選手起用を絶賛した。
さらにリネカー氏は「ゴンサロ・ラモスにとって、なんという夜だ。フットボール界の偉大な選手に代わって先発するというプレッシャーの中、ハットトリックを達成した。見事だ」とラモスの非凡な能力を称賛。米ワシントンD.C.地元局「NBCワシントン」のレポーターのモイセス・リナレス氏は「今大会で、クリスティアーノ・ロナウドはもう先発しないだろう。ゴンサロ・ラモスはまだ21歳だ!」とつづり、世代交代を予見している。
(THE ANSWER編集部)