ウルグアイDFの涙、苦言のネビル氏が今度は批判の的に 「君の言説こそ恥ずかしい」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は6日、準々決勝が行われ、ウルグアイはフランスに0-2で敗れた。後半終了直前にウルグアイのDFホセ・ヒメネスが涙を流すシーンが物議をかもし、元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が「これは恥ずかしい」と問題視する声を上げていたが、今度は逆にこのネビル氏の発言が批判を浴びている。開催地ロシアメディアが伝えている。
ヒメネスの涙を「恥ずかしい」と問題視していたネビル氏、今度は批判の的に
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は6日、準々決勝が行われ、ウルグアイはフランスに0-2で敗れた。後半終了直前にウルグアイのDFホセ・ヒメネスが涙を流すシーンが物議をかもし、元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が「これは恥ずかしい」と問題視する声を上げていたが、今度は逆にネビル氏の発言が批判を浴びている。開催地ロシアメディアが伝えている。
【動画】試合中に涙が止まらない…ヒメネスの姿を海外メディアが公開
0-2の後半44分、FKの壁に入ったウルグアイDFヒメネスは、感情をこらえることができなかった。顔を伏せ涙をぬぐう姿を見せた。2点差は常識的には厳しいが、アディショナルタイムを含めれば、残りは数分あった。追いつくための可能性は残されていたが……悔しさがあふれてしまったのだろう。
ヒメネスの振る舞いに対して、英放送局「ITV」で解説を務めていたネビル氏は「感情と情熱には大賛成だが、これは恥ずかしい」と苦言を呈していたが、発言が思わぬ波紋を呼んでいる。
ロシアのニュース局「ロシア・トゥデー」電子版は「ギャリー・ネビルがヒメネスへのコメントで非難を浴びる」と題して記事を展開している。
「多くの人がW杯敗退が迫る中でのホセ・ヒメネスの涙に共感する一方、ギャリー・ネビルは正反対に、英テレビでのコメンテーターとしてDFの涙を『恥ずかしい』と決めつけた」
さらにはツイッター利用者の多くが、ネビル氏を批判していることにも言及。英国のジャーナリストから“集中砲火”を浴びていることを紹介している。