日本は「一度もPKを練習したことないかのよう」 3人失敗クロアチア戦を英解説者が酷評
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦で日本がクロアチアと対戦。1-1で延長戦に突入し、PK戦の末1-3で敗れた。初のW杯ベスト8入りはならず。英国の解説者は「彼らは一度もPKを練習したことがないかのように見えた」と3人失敗した日本のPK戦を酷評している。
カタールW杯、日本はクロアチアに敗れる
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント1回戦で日本がクロアチアと対戦。1-1で延長戦に突入し、PK戦の末1-3で敗れた。初のW杯ベスト8入りはならず。英国の解説者は「彼らは一度もPKを練習したことがないかのように見えた」と3人失敗した日本のPK戦を酷評している。
【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」 / スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー(GROWINGへ)
PK戦で苦杯を飲んだ。日本は1人目の南野、2人目の三笘と連続で失敗。対するクロアチアは2人連続で決め、崖っぷちになるが3人目の浅野は決めた。するとクロアチアの3人目が外したが、4人目の吉田が止められて万事休す。その後にクロアチアの4人目が決め、敗戦。日本のメンバーは涙を流した。
日本は4度目の挑戦でも8強入りならず。2010年の南アフリカ大会でも、決勝トーナメント1回戦でパラグアイにPK戦で敗れている。英紙「デイリーメール」は「『彼らには大きすぎた』4本のうち3本を止められ、W杯敗退となった日本の悲惨なペナルティテクニックを解説者が批判」との見出しで記事を掲載。英公共放送「BBC]の解説者が日本のPK戦の弱さを指摘したコメントを伝えている。
アラン・シアラー氏は「彼らはペナルティを蹴りにいくとき、とても無計画だった。彼らの中で狙った通りに強く、うまく蹴った人がいたか分からない」と振り返った。同じく解説者のアシュリー・ウィリアムズ氏は「日本のペナルティは強い信念に欠けていたように見える。クロアチアほど自信を持っていなかったように見える。そしてそれは経験から来ていたかもしれない。彼らは前半あれだけよかったので残念だ」と評していた。
ウィリアムズ氏は「このトーナメントを通して彼らは素晴らしかった」と、ドイツとスペインを破って勝ち抜いてきた日本を称賛。シアラー氏は「最後は経験がものを言った。経験したことがある人はああいう状況のプレッシャーがどのようなものか知っており、クロアチアのほうがはるかにうまく対処していた。日本の立場からすればとてももどかしいものだった。彼らは一度もPKを練習したことがないかのように見えた。彼らには大きすぎた」と、クロアチアとの違いを挙げていた。
クロアチアは準優勝だった4年前のロシア大会で、デンマーク、ロシアといずれもPKで破るなど経験があると伝えられている。
(THE ANSWER編集部)