日本戦の抗議ポーズは「同調圧力だ」 ドイツ代表に生じた“諍い”を母国メディア報道
内部ミーティングでは「ある選手は早々に退席」
記事ではドイツ代表のディレクターであるオリバー・ビアホフが、同国の政治家などと関係値の深い代理業の人物に助言を求めたとされており、MFレオン・ゴレツカの代理人は胸に手を当てるジェスチャーを提案していたという。
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最終的には口元に手を当てるジャスチャーに決まったようだが、記事では「これに全ての選手が賛同とはならず! 開幕前に他のことに関わろうとする選手はわずかだった。ヨシュア・キミッヒが話していたように、自分たちの仕事に集中したかったのだ」と、全員から賛同を得られなかったことが伝えられている。
記事では日本戦前日の選手7人でのミーティングについて「『ARD』によると、ゴレツカのほかにノイアーが議論を推し進め、同席した他の5選手は渋々引っ張られていった」「ある選手は政治的な問題に向き合う気にはなれないとして早々に退席したという」とミーティングの様子を表現している。まとまることはできなかったようだ。
その他のドイツ選手にとっても決定は驚きだったようで「結果的に口塞ぎジェスチャーをやることになり、この議論に関わっていなかった大部分の選手たちは、ノイアーから口を塞ぐジェスチャーをするように言われ面食らったとしている」「チームに近いある関係者は『同調圧力だ』と言い切った」と記事では報じられている。
(THE ANSWER編集部)