フランス戦で珍事 DFが金ネックレス着用で40分間プレー、監督呆れ「許可されてない」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は4日(日本時間5日)に決勝トーナメント1回戦が行われ、フランスが3-1でポーランドに勝利した。この試合中、フランスDFジュール・クンデが金のネックレスとみられる装飾品を着用してプレー。前半41分にそれを外すために一時試合が止まる珍事があった。試合後、フランス代表のディディエ・デシャン監督は「彼に(着用の)権利はない」と不満を示したと英紙が伝えている。
カタールW杯、フランス―ポーランド戦でまさかの場面
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は4日(日本時間5日)に決勝トーナメント1回戦が行われ、フランスが3-1でポーランドに勝利した。この試合中、フランスDFジュール・クンデが金のネックレスとみられる装飾品を着用してプレー。前半41分にそれを外すために一時試合が止まる珍事があった。試合後、フランス代表のディディエ・デシャン監督は「彼に(着用の)権利はない」と不満を示したと英紙が伝えている。
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前半41分、思わぬ注意が与えられていた。プレーが止まった場面で、クンデはタッチライン際でチームスタッフのサポートを受けながら、何やら首の後ろに手を回している。なんと、首につけた金のネックレスとみられる装飾品を外しているのだ。
ルール上はプレーに危険が及ぶものは身につけてはならない。当然、ネックレスもそれに含まれている。直前に主審に注意を受けたとみられる場面はあったものの、そこまで気付かずに41分間プレーもしてしまったようだ。
試合後、英紙「ザ・サン」は「『彼に権利はない』デシャンが“縁起を担ぐ”クンデの禁止されているネックレス着用に怒り」との見出しで記事を掲載。「フランスのディディエ・デシャン監督は試合後の会見で、クンデに不満を示した」として、コメントを掲載した。
デシャン監督は「彼に(着用の)権利はない。ネックレスにどんな意味があるのかわからない。ジュールが少し縁起を担ぐところがあるのは知っている。トレーニングではつけている」と語り、「選手はブレスレットやネックレスを着用することは許可されていない」「外したと思っていたけど、明らかにそうじゃなかったね」と呆れ気味だったという。
(THE ANSWER編集部)