フランス―ポーランドの客席に起きた“異変”を海外記者指摘「客席に何千もの空席が…」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は4日(日本時間5日)、決勝トーナメント1回戦のフランス―ポーランド戦が行われた。この試合で客席に起きた“異変”を複数の海外記者が指摘し、にわかに注目を浴びている。
欧州同士の好カードにもかかわらず目立つ空席
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は4日(日本時間5日)、決勝トーナメント1回戦のフランス―ポーランド戦が行われた。この試合で客席に起きた“異変”を複数の海外記者が指摘し、にわかに注目を浴びている。
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フランスのFWキリアン・エムバペ、ポーランドのFWロベルト・レヴァンドフスキと世界的なストライカーを擁する欧州同士の好カード。さらに日曜開催で同時刻帯の試合がないにもかかわらず、客席には空席が散見された。これを複数の海外記者もツイッターで指摘している。
米スポーツ専門局「ESPN」のシニアライター、マーク・オグデン氏は、前半の途中でメインスタンド側からバックスタンド側を捉えた写真を掲載。確かにフランスが守っている側の客席を中心に、空席を示す緑のシートが目立っている。
オグデン氏は「フランス―ポーランド戦、このW杯ではヨーロッパのファンは率直に言っていつもほど遠征に来ていない。南米、メキシコ、米国、アフリカのチームの方が遥かに客が入っている。イングランドがおそらくヨーロッパ勢では一番サポーターが入っているが、それでもリストのだいぶ下だ」とし、今大会は欧州ファンの熱が低下していると分析した。
また、英紙「デイリーミラー」のサッカー記者、デビッド・マクドネル氏も「フランス―ポーランド戦が行われているここアル・トゥマーマ・スタジアムには何千という空席が。このW杯で憂鬱なほど見慣れた光景だ」と今大会全体の印象として嘆いている。
試合は前半44分にFWオリヴィエ・ジルーの得点でフランスが1-0とリードして折り返した。
(THE ANSWER編集部)