「ここで勝つのは当たり前」 柔道GS東京、東京五輪女王・素根輝が家族の前で貫録V
柔道のグランドスラム(GS)東京大会第2日が4日、東京体育館で行われた。女子78キロ超級では、東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)が優勝。3月に左膝を手術してから状態を上げ、2024年パリ五輪連覇に向けて結果を残した。
柔道グランドスラム東京
柔道のグランドスラム(GS)東京大会第2日が4日、東京体育館で行われた。女子78キロ超級では、東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)が優勝。3月に左膝を手術してから状態を上げ、2024年パリ五輪連覇に向けて結果を残した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
素根は初戦からの3試合を寝技、一本背負い、相手の指導3つによる反則負けで勝ち上がった。決勝は一本背負いで技あり。「ここで勝つのは当たり前。今大会は必ず優勝する気持ちで挑んだ。結果がついてきてよかったです」と結果には納得。一方で「内容は全然。初戦から課題だらけ。全ての面で足りない」と100%にはほど遠かった。
3月に左膝を手術し、2か月間のリハビリ。痛みがありながら8月のアジア選手権を制した。10月の世界選手権は、国内選考会に出ていないことで出場権を得られず。東京五輪は無観客だったが、有観客のこの日は両親が観戦。「久々に生で見てくれたので、家族のためにも優勝したかった」。来年5月の世界選手権代表争いを一歩リードした女王は「パリ五輪に向けて一つひとつの試合が大事」と気を引き締めた。
(THE ANSWER編集部)