欠場したカメルーン戦で撮影、腰に手を当てたスマホ画面に写っていたのは…

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）に出場しているブラジル代表FWネイマールのスマートフォンに思わぬ注目が集まっている。怪我により1日（日本時間2日）に行われたグループリーグ最終戦のカメルーン戦を欠場。スタンドから見守ったが、ピッチに降りてチームメートを見守った際、スマートフォンの待ち受け画面が偶然撮影され、それがW杯の優勝トロフィーだったのだ。海外メディアが紹介すると、国内外のファンから反響を呼んでいる。

　ネイマールのW杯優勝への想いはスマホにも表れていた。

　撮影されたのはカメルーン戦のひと幕だった。試合前の練習中、ピッチサイドから遠くを見つめるネイマール。左腰に手を当てるようにして持ったスマホは、左後方から撮影しているカメラマンの方に画面が向いている。しかも、直前まで使っていたのか、ロックが外れた状態だ。

　そして「21:30」という時刻の背景に写っていたのは、画面を埋め尽くすほどアップになっているW杯トロフィーだった。

　偶然が重なって判明したネイマールの待ち受け画面。オランダに本部を置くサッカー専門サイト「433」公式インスタグラムがその写真を「ネイマールのスマホの待ち受け」と記して紹介すると、世界中のファンが画面をスワイプして、目を凝らした。

「集中している」
「このトロフィーのために来ている」
「ブラジルがW杯を制覇するぞ」
「レジェンド」
「モチベーション」
「私の新しい待ち受け！」
「これ欲しい」
「ドリーム」
「使命を背負った男」
「目標をじっと見ている」

　コメント欄にはファンの反響が相次ぎ、他にも聞いている音楽とみられる画面表示に「エリアナって誰よ？」「通知に注目した人？」「なんて曲聞いてるの？」と関心を寄せるファンもいた。

　この写真は日本でも話題になっており、ネット上では「優勝にかける想いが伝わる写真」「マジで泣ける」「愛おしすぎるでしょ」「想いの強さを感じる」「好感度爆上がりした」の声もあった。

　ブラジルは5日（日本時間6日）の決勝トーナメント1回戦で韓国と対戦。怪我の状態は気がかりだが、ネイマールは待ち受けにあるトロフィーを獲得するため、強い想いを寄せているのは間違いない。