がん闘病中のサッカー元ブラジル代表ペレ氏 終末期ケアに移行と海外メディア報道
サッカーの元ブラジル代表FWで、がん闘病中のペレ氏が終末期ケアに移行したと3日、英紙「デイリーメール」が報じた。
英紙「デイリーメール」が報道
サッカーの元ブラジル代表FWで、がん闘病中のペレ氏が終末期ケアに移行したと3日、英紙「デイリーメール」が報じた。
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記事はブラジル国内の報道をもとに、入院中のペレ氏が緩和ケア病棟に移ったことを報じた。大腸がんの化学療法が思うように反応せず、医師は化学療法をやめたといい、終末期ケアに移ったという。
11月29日に浮腫、心不全のために入院し、1日時点では「安定した状態にある」とされたが、2日に呼吸器感染症と診断。抗生物質の治療を受けていると病院側が声明を発表していたことも伝えた。
82歳のペレ氏はワールドカップ(W杯)を3度制し、「王様」と呼ばれたサッカー界を代表する存在。カタールW杯の開催中とあって、母国のサポーターなどから回復を願うエールが送られている。
1日に更新されたペレ氏のインスタグラムでは、カタールのビルに「早く良くなって」というメッセージが写された写真を掲載した。
投稿には「友人たちよ、私は毎月の訪問のため病院にいます。このようなポジティブなメッセージを受け取るのはいつも素敵なことです。このような敬意の印をくれたカタール、そして良き雰囲気を送ってくれた全ての人にありがとう」と感謝が記されている。
(THE ANSWER編集部)