[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

柔道GS東京、大野将平不在の73kg級は橋本壮市がV 「パリ五輪へ良い形で進んでいる」

柔道のグランドスラム東京大会初日が3日、東京体育館で行われた。男子73キロ級決勝では、10月の世界選手権2位だった橋本壮市(パーク24)が古賀颯人(慶応高教員)に背負投による技ありで優勝。今大会は来年5月の世界選手権(ドーハ)代表選考会の一つとなっている。

橋本壮市(写真は2022年2月撮影)【写真:Getty Images】
橋本壮市(写真は2022年2月撮影)【写真:Getty Images】

柔道グランドスラム東京

 柔道のグランドスラム東京大会初日が3日、東京体育館で行われた。男子73キロ級決勝では、10月の世界選手権2位だった橋本壮市(パーク24)が古賀颯人(慶応高教員)に背負投による技ありで優勝。今大会は来年5月の世界選手権(ドーハ)代表選考会の一つとなっている。

 ゴールデンスコア方式の延長戦にもつれた決勝。橋本は6分6秒で技ありを奪って勝ち切った。「パリ五輪に向けて徐々に良い形で進んでいる」と31歳は充実した表情。「この大会も怪我だらけ。納得する準備はできていないけど、結果を出さないといけない中、こうやって優勝できてよかった」と振り返った。

 同階級には五輪連覇した大野将平(旭化成)が君臨。しかし、今大会は直前に欠場を発表した。代わって出場したのが、1992年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダリスト・古賀稔彦さんの長男・颯人だった。十分な準備期間がなかったはずだが、決勝まで勝ち上がっての2位。悔しさを滲ませながら汗を拭った。

「組手を徹底しながら良い形で進めていたけど、一瞬の隙をつかれた。壁を乗り越えて勝ちたいという想いだった。試合直前(の出場決定)でも、ずっと出るつもりで準備してきた。チャンスをいただいたので、ものにしたいと思っていた」

 男子日本代表の鈴木桂治監督は「颯人が繰り上がりで出て2位なのは、素晴らしい結果。初出場でよくやってくれた。かなり有望な選手」と好評価。一方、他の階級については「世界選手権の代表選手が意地を見せた。逆に下から突き上げる選手が力不足だった」と指摘した。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集