カタールW杯

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は2日（日本時間3日）、H組3位・韓国が同首位・ポルトガルに2-1で逆転勝利を収めた。決勝トーナメント（T）進出には勝利が絶対条件の韓国。勝ち点4、得失点差でウルグアイと並んだが、総得点の差で上回り、3大会ぶりの決勝T進出を決めた。逆転ゴールの瞬間に相手エースFWクリスティアーノ・ロナウドが落胆している画像を海外メディアが「彼のリアクションが全てを物語る」と公開した。

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　3大会ぶりの決勝T進出を目指す韓国は、すでに進出を決めているポルトガルと対戦。1-1の後半アディショナルタイム。カウンターからファン・ヒチャンが流し込んだ。後半20分に退いていたロナウドは、ベンチでガックリ。左手で頭を抱え、唇を噛んでいる様子だ。

　画像を公開した英紙「デイリー・メール」のスポーツ専門アカウント「メールオンライン・スポーツ」のツイッターは、文面に「韓国の土壇場でのゴールに対するロナウドのリアクションが全てを物語っている」と記して投稿。ショックを受けた様子に対し、海外ファンから「ワオ」「引退する時」「彼はどうしてプレーしていないんだ？」「彼の入れ歯はストレスとショックで落ちそうだ」と驚きの声が上がった。

　試合終了から10分後、ウルグアイが2-0で勝利したが、総得点差で韓国の突破が決定した。ドイツ、スペインを撃破した日本の快進撃に続くアジア勢の躍進。オーストラリアを含め、アジア勢3か国が決勝Tに進出するのは史上初となった。