韓国、後半AT弾で3大会ぶり決勝T! ポルトガルを2-1撃破、アジア勢3か国進出は史上初
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日(日本時間3日)、H組3位・韓国が同首位・ポルトガルに2-1で逆転勝利を収めた。決勝トーナメント(T)進出には勝利が絶対条件の韓国。ポルトガルはすでに進出を決めていた。同時刻別会場のウルグアイが2-0で勝利。勝ち点4、得失点差で韓国とウルグアイが並んだが、総得点の差で上回った韓国が3大会ぶりの決勝T進出を決めた。日本、オーストラリアに続き、アジア勢3か国が16強入りするのは史上初となった。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日(日本時間3日)、H組3位・韓国が同首位・ポルトガルに2-1で逆転勝利を収めた。決勝トーナメント(T)進出には勝利が絶対条件の韓国。ポルトガルはすでに進出を決めていた。同時刻別会場のウルグアイが2-0で勝利。勝ち点4、得失点差で韓国とウルグアイが並んだが、総得点の差で上回った韓国が3大会ぶりの決勝T進出を決めた。日本、オーストラリアに続き、アジア勢3か国が16強入りするのは史上初となった。
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2010年南アフリカ大会以来、3大会ぶりの決勝T進出を目指す韓国。しかし、前半5分に左サイドにロングパスを繋がれ、折り返しにつめたリカルド・ホルタに先制点を許した。反撃したい韓国は同16分に左からのクロスに合わせ、相手ゴールを襲った。GKがはじいたこぼれ球を押し込んで同点。かと思われたが、こぼれ球を拾う際にオフサイドを取られており、つかの間の歓喜に終わった。
ところが同27分、左CKからのボールが相手DFに当たり、こぼれ球をキム・ヨングォンが押し込んだ。スタンドの韓国サポーターは拍手喝采。大声援を受けながら1-1で後半に入ると、猛攻を仕掛けた。同24分には左からのクロスにファーサイドのソン・フンミンが右足でダイレクトボレー。相手DFが体を張って決死の守りを見せたが、ソンも客席のサポーターもハンドを猛アピールした。
後半アディショナルタイムに入った直後、自陣CKからのカウンターでソンがボールを運ぶと、エリア手前でラストパス。抜け出したファン・ヒチャンが流し込んだ。客席では多くの韓国サポーターが涙していた。
約7分のATを守り切り、選手たちは号泣した。同時刻別会場のウルグアイはガーナに2-0で試合終盤。このままいけば総得点で2点上回っていた韓国が勝ち上がる中、ウルグアイの結果を待った。試合終了から10分後、ウルグアイが2-0で勝利したが、韓国の突破が決定。吉報を受け、喜びを爆発させた。
試合前の時点でH組は、ポルトガルが勝ち点6で首位。ガーナが同3で2位、韓国が同1で3位、ウルグアイが同1で最下位だった。韓国は前回ガーナ戦の試合終了直後にパウロ・ベント監督が審判への抗議で退場。指揮官不在だった。
(THE ANSWER編集部)