日本と激突クロアチアも揺れたVAR判定 PK取消に海外困惑「もうオフサイドが分からん」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグ最終戦でクロアチアがベルギーに0-0で引き分け。F組2位での決勝トーナメント(T)進出を決めた。前半にPKを得るも、VAR判定の末、オフサイドで取り消しに。証拠画像を米メディアが公開すると、海外ファンを「何でよぉぉぉぉ」「もうオフサイドが分からない」と困惑させている。
クロアチア―ベルギー戦でのVAR判定が話題
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグ最終戦でクロアチアがベルギーに0-0で引き分け。F組2位での決勝トーナメント(T)進出を決めた。前半にPKを得るも、VAR判定の末、オフサイドで取り消しに。証拠画像を米メディアが公開すると、海外ファンを「何でよぉぉぉぉ」「もうオフサイドが分からない」と困惑させている。
際どい判断だった。前半15分、フリーキックを得たクロアチアがベルギーゴール前に蹴り込むと、クラマリッチが倒されてPKを獲得。モドリッチがボールをセットするも、VARが介入。直前にオフサイドがあったとし、PKは取り消しになった。
中継でも紹介される最新テクノロジーのVARレビュー画像では、ベルギーDFの右肩とクロアチアのロブレンの右肩は、ほぼ一直線。肉眼でも判断が難しいが、ロブレンの肩がわずかにオフサイドポジションにあったようだ。
モドリッチも主審に抗議したオフサイド判定。実際の画像を、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のサッカー専門ツイッターが「クロアチアのオフサイド判定のVARビュー」と記して公開した。ギリギリのオフサイドに、コメント欄の海外ファンからは困惑の声が上がっている。
「これは不条理だ」
「もうオフサイドが分からない」
「何でよぉぉぉぉ」
「何てこった」
「馬鹿げてる」
「信じられない」
「これは酷い」
日本―スペイン戦の4時間前にキックオフした試合はスコアレスのまま終了。F組を2位で突破したクロアチアは決勝T1回戦でE組1位の日本と対戦する。