日本戦の裏でW杯に歴史刻んだ女性主審、小競り合いも毅然と対応 「格好いい」と喝采
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグ(GL)E組はドイツがコスタリカに4-2で勝利。この試合でフランス出身のステファニー・フラパール氏が女性として初めてW杯の主審を務めた。試合中には選手同士がエキサイトする場面もあったが、毅然とした対応に拍手が送られた。
カタールW杯、ドイツ―コスタリカ戦で笛を吹いたフラパール主審
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、グループリーグ(GL)E組はドイツがコスタリカに4-2で勝利。この試合でフランス出身のステファニー・フラパール氏が女性として初めてW杯の主審を務めた。試合中には選手同士がエキサイトする場面もあったが、毅然とした対応に拍手が送られた。
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日本―スペイン戦と同時刻開催。ドイツ、コスタリカともに決勝トーナメント進出をかけた重要な一戦だった。
試合は激しい打ち合いとなったが、フラパール氏は速い展開もピッチを上下動し、懸命に動き回った。後半28分にドイツのFWカイ・ハフェルツが2-2の同点ゴールを決めた直後はボールを拾ったコスタリカのDFワストンが離さず、早くリスタートしたいハフェルツと小競り合いになる場面も。すると、フラパール氏は笛を吹いて、2人にすかさず駆け寄って注意するなど、毅然と対応した。
後半44分のドイツの4点目ではVAR判定による得点をコールするなど、最後まで落ち着いて試合終了のホイッスルを吹いた。イエローカードは1枚。その様子に日本のネット上でも「かっこよかった」など喝采の声が続々と上がっていた。
(THE ANSWER編集部)