カタールW杯E組で3位、ミュラー「とにかくつらい」

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は1日（日本時間2日）、グループリーグ（GL）E組の日本はスペインに2-1の逆転勝利を収め、2勝1敗の勝ち点6として同組1位で2大会連続の決勝トーナメント（T）進出を決めた。一方、コスタリカに4-2で勝ちながら勝ち点4で2大会連続GL敗退が決まったドイツの選手たちは日本のスペイン撃破について絶望の胸中と明かした。スポーツ専門局「Sport1」が選手たちの談話を伝えた。

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　日本のスペイン撃破の一報は、ドイツイレブンにも伝わっていた。記事によると、試合後のMFトーマス・ミュラーは「日本がスペインに勝ったのはとにかくつらい」と率直な胸中を吐露。「僕らは自分たちのやるべきことをやった。この不幸の全ては（初戦の）日本戦の結果にある。とてつもなく残念だ。スペイン戦の後はいい感じできていた。今はどこか無力感に襲われている」と第1戦で日本に逆転負けしたことを悔やんだ。

　DFヨシュア・キミッヒも「もちろんスペインが勝つことを願っていたし、そうなると思っていた」と回顧。敗れたスペインに対しては「僕らにスペインを非難する資格はない。試合は見ていないけれど、僕らにはスペイン、日本を倒すチャンスがあった。ハーフタイムまでに4-0にしてスペインにプレッシャーをかけることができた。スペインのせいにするのはおかしい」と力が足りなかったことを素直に認めていた。