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伝説ハンドのFWスアレス、因縁ガーナ戦へ謝罪する気なし「PK失敗は俺の責任じゃない」

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日(日本時間3日)、H組のウルグアイが決勝トーナメント(T)進出を懸けてガーナと対戦する。前日会見に出席した同国FWルイス・スアレスは、2010年南アフリカ大会準々決勝の同カードでの退場劇について質問を受け、「PKを失敗したのは俺じゃない」と謝罪の意思はないと断言した。

前日会見に出席したFWルイス・スアレス【写真:ロイター】
前日会見に出席したFWルイス・スアレス【写真:ロイター】

カタールW杯、2日にガーナ―ウルグアイ戦

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は2日(日本時間3日)、H組のウルグアイが決勝トーナメント(T)進出を懸けてガーナと対戦する。前日会見に出席した同国FWルイス・スアレスは、2010年南アフリカ大会準々決勝の同カードでの退場劇について質問を受け、「PKを失敗したのは俺じゃない」と謝罪の意思はないと断言した。

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 南アフリカ大会準々決勝、1-1で迎えた延長後半アディショナルタイム。ガーナ選手がゴール至近距離から放ったヘディングを、ゴールライン付近にいたスアレスがハンドで阻止した。主審はガーナにPKを与えるとともにスアレスは退場。しかし、アサモア・ギャンが蹴ったボールはポストに直撃し、勝ち越しならず。結局、PK戦を制したウルグアイが準決勝に駒を進めた。

 12年の時を経て、W杯の舞台で再び対戦する両国。ケニア紙「ザ・スター」などに寄稿するジャーナリストのエリック・エヌジル氏は、前日会見の様子をツイッターでレポート。海外記者から、当時の退場劇について質問が飛んだことを伝えると、スアレスの返答を動画で公開。「PKを失敗したのは俺じゃない」とガーナに対し、謝罪するつもりはないと断言していた。

「もし選手を怪我させて退場したのなら謝罪するかもしれない。でも、あの状況では、自分はレッドカードを提示され、審判はPKを与えた。俺はPKを失敗していないんだ。(敗退は)俺のせいじゃない。PKに失敗した選手のコメントを聞いた? 同じ状況なら彼も同じことをすると言っていたよ。PKを蹴るのは俺の責任じゃないだろ?」

 H組では、現在勝ち点6で首位のポルトガルが、すでに決勝T進出を決めている。残る一つの椅子は、勝ち点3のガーナ、同1で同日にポルトガルと対戦する韓国、同1のウルグアイの3か国が争う。噛みつき事件など伝説のシーンを残してきたスアレスは、因縁のある相手に対して輝けるか。

(THE ANSWER編集部)

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