日本戦楽観ムードにスペイン選手が苦言「彼らの名前は知られてないが…チームは機能」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)でE組の日本は1日午後10時(日本時間2日午前4時)にスペインと対戦する。日本の前に立ちはだかる“ロドリ”ことスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスがスペイン紙のインタビューに応じ、日本の“危険な戦い”について言及。すでに勝利を確信しているファンに対し「日本は超タフな相手」と釘を刺した。
今大会2試合フル出場のスペインMFロドリ
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)でE組の日本は1日午後10時(日本時間2日午前4時)にスペインと対戦する。日本の前に立ちはだかる“ロドリ”ことスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスがスペイン紙のインタビューに応じ、日本の“危険な戦い”について言及。すでに勝利を確信しているファンに対し「日本は超タフな相手」と釘を刺した。
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楽勝ムードは見られない。初戦のコスタリカ戦で7-0と大勝し、2戦目のドイツ戦も1-1で終えたスペイン。優勝候補の呼び声高いチームにとって、ここまで順調に結果を重ねている中で日本戦を迎える。
その中でチームの最終ラインを支えるのが、ここまでの2試合ともにセンターバック(CB)としてフル出場しているロドリ。スペイン紙「アス」のホアキン・マロト記者、ホセ・エスピナ記者によるインタビューで、日本戦の確勝を予測するムードについて問われると「日本は、超タフな相手だよ。彼らは、偉大な個人レベルは持っていないかもしれないが、チームプレーレベルでは最高峰の一つだよ。インテンシティが非常に高く、僕らと同じようにプレーしてくる。だから、僕らは、最初から勝つつもりで僕らのコンセプトとともにいくよ」と警戒を強めている。
日本の攻撃については「彼ら(日本代表)はとてもダイナミックな選手を手にしているし、おそらくうまいポジショニングをとってくるだろう」と予測。「エリアと中央サイドのポジションをうまくカバーしなければならない。彼らは個々の名前は知られていないかもしれないが、チームレベルでは非常にうまく機能しているのだから」と危険なゾーンを挙げながら、組織的な守備の必要性を口にしている。
2試合を終えて勝ち点4という状況には「これ以上はないというポジションに僕らはいる」とした上で、今大会については「決勝までいられると見ている。その後、サッカーには1試合で1000ものことが起きる。それがワールドカップなのだから。でも、僕らのプレースタイルのメリットが、秤の重い方に傾く(日本語で良い結果に傾くの意)ことを望んでいるよ」と見据えている。
(THE ANSWER編集部)