カネロ「メッシとアルゼンチンの人々に謝罪したい」

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対し、激怒したメッセージを送っていたボクシングの4階級制覇王者カネロこと、サウル・アルバレス（メキシコ）が自身のツイッターで「場違いな発言をしてしまった」と謝罪した。

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　発端は26日のグループリーグでアルゼンチンがメキシコに2-0で勝った試合後。メッシがロッカールームで勝利を祝い、仲間と歌い踊っている際、交換していたメキシコのユニホームを蹴るような動きがあり、動画がネットで拡散された。

　すると、メキシコ出身の世界的ボクサーのカネロが激怒。自身のツイッターで「メッシが俺たちのユニホームと国旗で床を拭いているのを見たか？　俺に見つからないように神に祈るべきだな」「俺がアルゼンチンをリスペクトしているように、彼もメキシコをリスペクトすべきだ！」などと発信し、騒動になった。

　メッシの行動は偶然に映ったこともあり、カネロの方が批判に晒されることに。「カネロ・アルバレスがメッシを脅迫したことを謝罪」と報道した米メディア「TMZ」によると、1日にツイッターを更新したカネロが謝罪した。

　投稿では「数日前、私は母国への情熱と愛情から場違いな発言をしてしまった。メッシとアルゼンチンの人々に謝罪したい。毎日、私たちはいろんなことを学ぶ。今回は私の順番だった」などと述べ、自身の発言について詫びていた。