カタールW杯

　連日熱戦が繰り広げられているサッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）。11月でも日中の気温が30度を超える日もあるカタールの暑さを考慮し、空調が設置された会場が話題となっているが、ブラジル代表FWアントニーは、それが原因で体調を崩したと主張している。英ラジオ局「トークスポーツ」が報じている。

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　同メディアは29日、「『回復中だ』　マンチェスター・ユナイテッドのブラジル人スター、アントニーがW杯の空調で体調を崩したと主張」との見出しで記事を掲載。「練習を2度欠席したアントニーは空調が健康に影響を与えたと信じている」と伝え、同選手が米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版に語った内容を紹介した。

　アントニーは「数日間体調を崩した。現在は回復中で、100％に近い状態。のどの痛みがあった」と現地で体調不良に陥ったことを告白。原因は「空調のせい」だと不満を明かし、「他の選手にも咳やのどの痛みがある。体調を崩すのは辛い」と複数選手が空調の影響を受けたことを示唆した。

　22歳のアントニーにとって初出場の晴れ舞台。「チームの重要な一員でいられて幸せだ」とW杯自体は楽しんでいるようだ。ブラジル代表は現地28日のスイス戦に1-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めている。