闘莉王が「流石の解説」と話題に “戻りオフサイド”を瞬時に見抜いた慧眼に称賛
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は28日、G組ブラジルがスイスを1-0で下し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。FWネイマールが故障欠場して攻めあぐねる中、一度はゴールネットを揺らしながら、VAR介入で“戻りオフサイド”の判定でノーゴールとなったシーンが話題に。中継で解説をしていた元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏がいち早く指摘し、SNS上では「よく見てる」「流石の解説」といった称賛の声が上がっている。
カタールW杯・G組ブラジル―スイス戦のワンシーン
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は28日、G組ブラジルがスイスを1-0で下し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。FWネイマールが故障欠場して攻めあぐねる中、一度はゴールネットを揺らしながら、VAR介入で“戻りオフサイド”の判定でノーゴールとなったシーンが話題に。中継で解説をしていた元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏がいち早く指摘し、SNS上では「よく見てる」「流石の解説」といった称賛の声が上がっている。
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すぐに気づいた。0-0で迎えた後半19分、ロドリゴのパスに抜け出したビニシウス・ジュニオールが相手DFのタックルをかわし、GKと1対1になって冷静にシュート。ボールはゴールネットを揺らし、ブラジルの先制点かと思われた。しかし、VARの介入の末、直前のプレーに関与したリシャルリソンのオフサイドと判定。ゴールは取り消された。
このオフサイドにいち早く気づいていたのが、中継していたフジテレビの解説を務めていた闘莉王氏。ビニシウスがゴールを決めて喜んでいる時から「オフサイドですね」と冷静に指摘。しかも、その対象がビニシウスではなく、リシャルリソンの“戻りオフサイド”だったことも断定した。半自動オフサイドテクノロジーによるVAR介入の末、闘莉王氏の指摘は現実のものとなった。
パスを出した時点ではオフサイドポジションにいるものの、オフサイドにならない場所でボールに触れたことで、オフサイドになる“戻りオフサイド”。ライトなファンにとっては難解な事象を瞬時に見抜いた闘莉王氏に対して、SNS上は「よく見てるな」「流石の解説」「ブラジルのこと贔屓目で見てるだろうに、オフサイドちゃんと見ててさすがだな」「よく分かったな」「一瞬で戻りオフサイドを指摘する 闘莉王さん半端ない!」といった称賛の声が上がっている。
(THE ANSWER編集部)