猛抗議、退場、エース涙… 大荒れ韓国戦、終了直後に生まれた「感動の場面」が話題に
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は28日、グループリーグH組の韓国はガーナに2-3で痛い敗戦を喫した。試合後はエースFWソン・フンミンが涙し、判定に激怒したパウロ・ベント監督が退場になるなど、大荒れの試合に。そんな中であった「感動の場面」を韓国メディアが脚光を浴びせている。
韓国―ガーナ戦の試合後にあったワンシーン
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は28日、グループリーグH組の韓国はガーナに2-3で痛い敗戦を喫した。試合後はエースFWソン・フンミンが涙し、判定に激怒したパウロ・ベント監督が退場になるなど、大荒れの試合に。そんな中であった「感動の場面」を韓国メディアが脚光を浴びせている。
【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」 / スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー(GROWINGへ)
韓国メディア「マネートゥデイ」は「ソン・フンミン、ガーナの監督に抱かれ涙」との見出しで記事を掲載。「ソン・フンミンとガーナのオットー・アッド監督の特別な友情が注目を集めた。試合中は敵同士だったが、終了のホイッスルが鳴ると師弟関係に戻った」と報じた。
「試合終了後、ソン・フンミンとアッド監督が感動的な場面を見せた。アッド監督が敗北の憂き目にあった昔の教え子に近づき抱きしめ、激励と慰労を伝えた」
記事では、2人が抱き合う印象的な写真を掲載した。記事では1975年生まれのアッド監督は2009年から15年までドイツのハンブルクでユースのコーチを務めており、当時ハンブルクにサッカー留学していたソン・フンミンを指導した関係性を紹介。それだけに2人にとっては特別な瞬間だっただろう。
記事によると、アッド監督は試合後に「ガーナが韓国のサイドクロスを許しすぎて困っていた」「韓国は強いチームだった。 最後に私たちに運がついてきてくれたおかげで勝利できた」と話したといい、かつての教え子がエースとして牽引した韓国代表に対して敬意を示した。
(THE ANSWER編集部)