日本人がW杯でゴミ拾う理由をカタール記者が直撃 知らされた「ATARIMAE」の精神に感銘
「世界にもっとこれが広がればいいと思っています」
映像内で、ガスマンさんは同局のプロデューサーであるアデルさんと食事をしながら「私たちは日本とつながりがあります」と話した。ガスマンさんは日本生まれ日本育ち、アデルさんは片方の親が日本人であるという。そして、再び紹介されたインタビューではサポーターたちがゴミ拾いの“起源”を明かした。
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あるサポーターは「日本の伝説的な選手、ヒデトシ・ナカタから始まっていると思います。彼は酷いファウルであったとしてもいつも立ち上がる選手に手を差し伸べると言っていました。外国でプレーするときは日本全体を代表しているのだと話していました」は言った。
また、別のサポーターは「対戦相手にも敬意を示します。空手や武道などでは勝った喜びを出しません」と言い、中田英寿のポリシーや日本ならではの武道の精神が理由にあると、思い思いに回答。「世界中にもっとこれが広がればいいと思っています」という答えで映像は締めくくられた。
大会のたびに話題になるゴミ拾いはカタールでもまた高い関心を持たれている様子だ。
(THE ANSWER編集部)