韓国コーチが審判を批判「公平さの欠如」 終了間際CK蹴れず「我々は魂を捧げていた」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は28日、グループリーグH組の韓国がガーナに2-3で痛い敗戦を喫した。試合後、主審に猛抗議したパウロ・ベント監督がレッドカードで退場となるなど大荒れとなった試合。韓国のアシスタントコーチは「監督は何も不適切なことは言っていない」「公平さの欠如感じる」とレフェリーに不満を口にしたと伝えられている。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は28日、グループリーグH組の韓国がガーナに2-3で痛い敗戦を喫した。試合後、主審に猛抗議したパウロ・ベント監督がレッドカードで退場となるなど大荒れとなった試合。韓国のアシスタントコーチは「監督は何も不適切なことは言っていない」「公平さの欠如感じる」とレフェリーに不満を口にしたと伝えられている。
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後半は0-2からチョ・ギュソンの2得点で一時は追いついた韓国、勝ち越し点を奪われた後は再三の好機を生かせず、後半アディショナルタイムにCKのチャンスを得たが、直後に主審が試合終了の笛。CKを蹴ることなく敗退となり、猛抗議したベント監督がレッドカードで退場となった。
ガーナの専門メディア「ガーナ・サッカーネット」は、試合後の会見に臨んだ韓国のアシスタントコーチ、セルジオ・コスタ氏がアンソニー・テイラー主審に不満を語った内容を伝えている。
コスタコーチは「私たちにはCKのチャンスがあったが、審判がそのチャンスを私たちから奪った」と試合終了のタイミングに不満を語り、ベント監督の抗議内容についても「私はパウロの近くにいたが、彼は審判に対してなにも不適切なことは言っていなかった。あれは試合終了間際に不公平さを感じた人間のリアクションだった」と退場となる要因はなかったことを指摘した。
また「(監督の抗議は)勝つために全てをやりながら勝つことができなかった人にとって普通のリアクションだった。悲しみと公平さの欠如を感じる。私たちはピッチに魂を捧げていた」と、公平な判断ではなかったと主張している。
(THE ANSWER編集部)