ドイツ、後半38分同点弾で「希望は残った!」独メディア興奮「日本が第3戦勝つと複雑」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は27日(日本時間28日)、グループリーグE組でドイツはスペインと1-1で引き分けた。後半17分、スペインFWアルバロ・モラタに先制を許すも同38分にドイツFWニクラス・フュルクルクが同点弾。勝ち点1を獲得し、決勝トーナメント進出に首の皮一枚繋がった。
カタールW杯
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は27日(日本時間28日)、グループリーグE組でドイツはスペインと1-1で引き分けた。後半17分、スペインFWアルバロ・モラタに先制を許すも同38分にドイツFWニクラス・フュルクルクが同点弾。勝ち点1を獲得し、決勝トーナメント進出に首の皮一枚繋がった。
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崖っぷちでなんとか踏みとどまった。勝ち点3が欲しいドイツは前半40分、FKからリュディガーがヘディングシュート。ゴールネットを揺らし、先制点かと思われたが、VAR判定でオフサイドに。後半17分に先制点を許したものの、同38分に途中出場フュルクルクが魂の同点弾。引き分けに持ち込み、勝ち点1を手にした。
負ければ決勝トーナメント進出はかなり厳しくなっていただけに、ドイツメディアも熱狂。スポーツ専門誌「キッカー」は「ジョーカー・フュルクルクのおかげでドイツ代表スペインに引き分ける」との見出しで報道。テキスト速報で「この試合の決め手はセンターフォワードだった。途中交代のモラタがスペインに先制点をもたらせば、ハンジ・フリックはフュルクルクを投入し、こちらもジョーカーゴール。結果的に内容通りの1-1となった」と伝えた。
また、大衆紙「ビルト」は「我らのゴールヒーロー、今年はまだ2部にいたのに パワー全開フュルクルク!」とのタイトルで殊勲のフュルクルクを絶賛。別の記事でも「希望は最後まで残った! 木曜日のコスタリカ戦に全てを懸けることになる!」と伝え、第3節の勝敗をシミュレーション。「日本が勝った場合、非常に複雑な状況になる。ドイツはスペインを上回らなければならず、コスタリカに7-0で勝っていることから難しくなる」とも記した。
米誌「スポーツイラストレイテッド」ドイツ語版ツイッターも「16強進出の望みをつなげる!」と速報した。ドイツは勝ち点1で4位という立場ではあるが、1日(日本時間2日)の第3戦コスタリカ戦に勝てば、初戦黒星から逆転突破の可能性もある。
(THE ANSWER編集部)