W杯豪州―チュニジア戦で思わぬアクシデント 不用意に投げたボールが相手の顔直撃
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は26日、グループリーグD組でオーストラリアがチュニジアを1-0で破り、今大会初勝利。勝ち点3とし、決勝トーナメント進出に望みをつないだ試合で思わぬハプニングが起きた。ベンチにいたチュニジア選手が転がってきたボールを投げ入れると、ピッチ内で倒れていたオーストラリア選手の顔面に直撃。不穏な空気が漂った。主審が注意した上で、両者が握手して“和解”する場面があった。
W杯カタール大会
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は26日、グループリーグD組でオーストラリアがチュニジアを1-0で破り、今大会初勝利。勝ち点3とし、決勝トーナメント進出に望みをつないだ試合で思わぬハプニングが起きた。ベンチにいたチュニジア選手が転がってきたボールを投げ入れると、ピッチ内で倒れていたオーストラリア選手の顔面に直撃。不穏な空気が漂った。主審が注意した上で、両者が握手して“和解”する場面があった。
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前半31分、直前に先制ゴールを決めていた豪州FWデュークは相手とヘディングで相手と競り合って接触。ピッチに倒れ、痛がった。こぼれたボールを拾ったのはチュニジアのベンチに座っていたMFメジブリ。これをピッチに投げ返したが、仰向けに倒れていたデュークの顔面に直撃した。故意ではなかったかもしれないが、不用意だったのは事実。怒ったデュークはメジブリに歩み寄った。
英紙「ザ・サン」はこの場面について「デュークはすぐさま犯人の方に向かうと、それは他でもないメジブリだった。6フィート1インチの男(デューク)が歩み寄ると、MF(メジブリ)は少し気恥ずかしそうにした」と記述した。気付いた主審はメジブリに注意。メジブリはデュークに謝罪し、最後は握手して“和解”した。
「ザ・サン」の記事では「マンチェスター・ユナイテッドのヤングスター、ハンニバル・メジブリがW杯チュニジア―オーストラリア戦の前半中に話題を呼んだ。バーミンガムシティにレンタル移籍中の19歳は、その攻撃的なプレーで瞬く間に有名になった」「そして、それはオーストラリア戦でベンチに座っているにもかかわらず映し出された」などと紹介されている。
記事では、ネットで上がったマンUファンの声も紹介。「なんと愚かな。でもこれを見るの大好きだ」「ハンニバルはベンチに座っている時でさえたまにケンカを売ってくるな」「ハンニバル・メジブリには困ったね」と荒っぽい行動に呆れた声が上がり、なかには「うちには(数々の武勇伝で知られるマンUレジェンドの)ロイ・キーン2.0がいる」というジョークも見受けられたという。
(THE ANSWER編集部)