64年ぶり出場ウェールズに悪夢 ベイル呆然、GKのVAR退場→後半53分から2失点で敗戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は25日、グループリーグで64年ぶり出場のウェールズがイランに0-2で敗れた。後半41分にGKヘネシーがVAR判定によりレッドカードで退場。1人少ない状況で後半アディショナルタイムに2失点した。
カタールW杯、ウェールズ―イラン戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は25日、グループリーグで64年ぶり出場のウェールズがイランに0-2で敗れた。後半41分にGKヘネシーがVAR判定によりレッドカードで退場。1人少ない状況で後半アディショナルタイム(AT)に連続失点し、試合終了目前で痛恨の敗戦を味わった。
【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」 / スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー(GROWINGへ)
悪夢を見たFWギャレス・ベイルは呆然自失の表情となった。
両チーム譲らず0-0で迎えた後半39分。自陣からのロングパスに反応したイランFWテレミが高いディフェンスラインの裏に抜け、完全にGKと1対1の状況に。ここでウェールズGKヘネシーは思い切って飛び出した。ヘネシーは右脚を高く上げたが、そのままの体勢でテレミと激しく衝突。テレミはその場に倒れ込んだ。
主審はすかさずイエローカードを提示。決定機を危険なプレーで防がれ、イランの選手たちは納得いかない様子だったが、その後にVARにより判定は今大会初となるレッドカードに。これによりウェールズはMFラムジーを下げ、控えGKウォードを投入。残り時間を10人で戦うことになった。
1人少なくなってもなんとか凌いでいたウェールズだったが、ATに突入した後半53分、イランDFチェシュミに豪快なミドルシュートを突き刺されるなど、一気に連続失点。0-2で敗れた。初戦の米国戦を引き分けていたウェールズは勝ち点を積み上げることができず、ポイントは1のまま。痛恨の敗戦となった。
(THE ANSWER編集部)