カタールW杯、ウェールズ―イラン戦

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は25日、グループリーグのウェールズ―イラン戦が行われ、ウェールズのGKがVAR判定により退場処分となる場面があった。

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　0-0で迎えた後半39分、自陣からのロングパスに抜け出したイランFWテレミは高いディフェンスラインの裏に抜け、完全に1対1の状況に。ここでウェールズGKヘネシーは思い切って飛び出した。ヘネシーは右脚を高く上げたが、そのままの体勢でテレミと激しく衝突。テレミはその場に倒れ込んだ。主審が提示したのはイエローカード。決定機を危険なプレーで防がれ、イランの選手たちは納得いかない様子だったが、VARにより判定はレッドカードとなった。

　　これによりウェールズはMFラムジーを下げ、控えGKウォードを投入。残り時間を10人で戦うことになった。試合はその後、後半アディショナルタイムにイランDFチェシュミが豪快なミドルシュートを突き刺すなど連続得点をマーク。イランが2-0で勝ち点3を手にした。