現地観戦した日本人が掲げたメッセージが話題に

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）で、日本はグループリーグ初戦でドイツに2-1で逆転勝ちを収めた。会場には多くの日本人サポーターも応援に駆け付けたが、あるサポーターの上司に向けたメッセージが話題に。大会公式ツイッターが画像を公開し、「どこの会社か教えてください」「俺も入社する」と反響が寄せられていたが、NTT東日本公式ツイッターが英語で“上司”からの返答を記している。

【特集】初代金メダリストが次世代に繋ぐサポートの輪「夢を持ってくれたら」　/　スケートボード・堀米雄斗選手インタビュー（GROWINGへ）

　日本のサラリーマンに、世界から羨望の眼差しが向けられた。日本が大金星を挙げたドーハのハリーファ国際スタジアム。多くの日本サポーターが集結した会場で、日の丸の旗を持ったある男性が紙に記した英語メッセージを掲げていた。

「私のボスへ。2週間の休暇をありがとう！」

　会社を休む許可をもらってカタールにやってきたのか、上司に対する感謝の言葉のようだった。これに大会公式ツイッターが注目。「全てのボスに贈る言葉」と記し、実際の画像を公開すると、海外ファンから「どこの会社か教えてください」「上司教えて。俺も入社する」などとコメントが集まり、「いいね」は13万件を超える大反響となった。

　これに英語で反応したのが、NTT東日本の公式ツイッター。英語で「W杯でバケーションを楽しんで！　上司より」と返答していた。日本人ユーザーからは「これは何千万円かける広告よりいい広告になってる」「下手なCMより効果ありそうw」「凄い。いい会社なんだな」「しっかり反応するナイスな会社だ」「まさかこんなに大きな会社だとは！」「ベスト16に入った暁には休暇延長をぜひお願いいたします」などとコメントが集まっていた。

　試合は日本が堂安律、浅野拓磨の得点で逆転勝ち。現地で目撃した男性サポーターにとっては最高の1日となったに違いない。