ビール禁止のW杯 どうしても飲みたい海外サポーターの行動に笑撃「天才的な試みだ」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で、なんとしてもビールを飲みたいサポーターの想いが表れた。自国民の大半がイスラム教徒とされ、飲酒が禁止されているカタール。今大会は一部ホテルなどを除き、公共の場で酒を飲むと違法とされている。せっかくの試合観戦をアルコールなしでは迎えられない海外サポーターが、思いもよらぬ行動に出たことを、英紙が動画付きで「天才的な試みをした」と報じている。
ビール禁止で取った行動とは
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で、なんとしてもビールを飲みたいサポーターの想いが表れた。自国民の大半がイスラム教徒とされ、飲酒が禁止されているカタール。今大会は一部ホテルなどを除き、公共の場で酒を飲むと違法とされている。せっかくの試合観戦をアルコールなしでは迎えられない海外サポーターが、思いもよらぬ行動に出たことを、英紙が動画付きで「天才的な試みをした」と報じている。
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まさかの“密輸入”にトライした。観客でごった返す会場。声援も聞こえる中、通路で警備員に事情を聞かれるサポーターがいた。警備員が持っているのは双眼鏡。しかし、レンズをペットボトルの蓋のように外すと、中から飲み口のようなものが出てきた。身振り手振りでやり取りしている。
動画付きで報じたのは、英紙「ザ・サン」の米国版「ザ・USサン」。「カタールのスタジアムに酒をこっそり持ち込もうと、天才的な試みをしたW杯のコソコソしたファンを見よ」との見出しで伝えた。
「警備員が双眼鏡を自分の目に当てた時は無罪であるように見えたが、チラっと見てわかるもの以上のものがそこにはあった。警備員が片方のレンズをねじって外すと、双眼鏡を口に持っていき、そこから飲むようなジェスチャーをした」「似たような商品がアマゾンの小売りサイトで宣伝されている。それは『フェスティバルの完璧なアクセサリー』と表現されており、16オンス(約473.2ミリリットル)の液体を入れることができるという」
事の顛末をつづった同紙によると、2846円のアイテムだという。さらに「双眼鏡に禁止されている酒ではなく、消毒液が入っていたのではと疑問を呈する人もいたが、ある投稿者はすぐにその理論を否定した」とネットの声を紹介。「消毒液を持ち込むためにこんな努力をするとは思わないよ(笑)」と指摘があったという。
緑のユニホームを着たサポーターの挑戦は失敗。記事では「ポーランド戦を見に行ったメキシコサポーターだと思われる」とした。メキシコは22日のポーランド戦でスコアレスドローだった。
(THE ANSWER編集部)