日本人サポーターのゴミ拾いに大会組織委員会が異例待遇 「最高責任者が展示会招待」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)の大会組織委員会が24日、試合後のスタジアムでゴミ拾いをした日本人サポーターに感謝の意を示した。23日のドイツ戦だけではなく、自国に関係のない開幕戦でも行われ、世界中のメディアに注目を浴びた行動。大会組織委員会は「日本のファンに感謝した」と伝えた。
異例の表彰
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)の大会組織委員会が24日、試合後のスタジアムでゴミ拾いをした日本人サポーターに感謝の意を示した。23日のドイツ戦だけではなく、自国に関係のない開幕戦でも行われ、世界中のメディアに注目を浴びた行動。大会組織委員会は「日本のファンに感謝した」と伝えた。
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日本人が善行により、異例の待遇を受けた。E組の日本は23日のドイツ戦で2-1の逆転勝ち。衝撃の大金星を挙げた後、日本人サポーターが客席でゴミ拾いを行った。今回の開幕戦など毎大会話題になる行動だったが、欧米だけではなく、現地カタールのほか、メキシコ、インドなど世界のメディアに称賛されていた。
大会組織委員会のニュースを伝える公式ツイッターは、現地の人々と日本人サポーターの集合写真付きで24日にこう投稿した。
「カタールの組織委員会が試合後の清掃活動について、日本のファンに感謝した。サムライブルーのサポーターたちは、大会組織委員会のサスティナビリティ部門最高責任者ボドゥール・アル・ミール氏によって『One Tide』のパビリオンに招待された」
「One Tide」とは大会組織委員会によって設立された、プラスチックによる海洋汚染問題に取り組むプログラム。感謝を込め、組織委員会が展示会に招待したという。また同アカウントは「ファンはギフトも受け取り、大会組織委員会のリサイクルへのコミットについてもパビリオンで学んだ」と紹介している。
(THE ANSWER編集部)