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失意のドイツMF「君がどう見てたかは知らない」 女性リポーターの“直球質問”に苛立ち

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は23日、E組の日本が2-1で強豪ドイツに逆転勝ちし、衝撃の番狂わせを演じた。先発メンバーからベンチスタート組まで一致団結して勝利をつかんだ日本に対し、後半に崩れたドイツはイライラが充満。ドイツ紙はベテランMFトーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)が試合後、テレビ局女性リポーターと“衝突”したことを報じている。

ドイツのトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
ドイツのトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】

カタールW杯・E組初戦で日本に逆転負けのドイツ

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は23日、E組の日本が2-1で強豪ドイツに逆転勝ちし、衝撃の番狂わせを演じた。先発メンバーからベンチスタート組まで一致団結して勝利をつかんだ日本に対し、後半に崩れたドイツはイライラが充満。ドイツ紙はベテランMFトーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)が試合後、テレビ局女性リポーターと“衝突”したことを報じている。

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 前半は攻守に日本を圧倒して先制点を奪いながら、後半に主導権を握られて痛恨の逆転負けを喫したドイツ。歓喜に沸く日本イレブンとは対照的に、ショックを隠し切れない様子で引き揚げていった。

 試合後、ドイツ公共放送「ARD」のインタビューに応じたミュラー。そこで“事件”は起こった。ドイツ大衆紙「ビルト」は「ミュラー、ARD女性レポーターに反論」との見出しで「日本代表との開幕戦で恥ずかしい敗戦を喫した後、バイエルンのスター選手トーマス・ミュラーが『ARD』のインタビューに応じた」とその内容を報じた。

「彼は女性リポーターのレア・ワグナー氏と意見の食い違いがあった」という記事内で、ミュラーが「ドイツが試合全体を通して明らかに相手を上回っていた」と話し、ワグナー氏が「ドイツが90分間試合を支配していたと、本当に感じているのですか? 私の目には押されているように見えました」と質問したことが記されている。

 すると、ミュラーが「90分以上ではない。75分以降に2点も取られたなら、僕らが完全に優勢だったということはない。けれど、あなたがそれまでをどう見ていたかは知らない。僕らがずっと押しているという感じでいたから」と反論。しかし、ワグナー氏は「60分以降、強度が少し落ちたように見えました」と続けた。

 同紙は「これにはミュラーは反論せず。ドイツに欠けていたのは決定力だった」。ワグナー氏に“論破”されてしまったほどショックは大きかったようだ。

(THE ANSWER編集部)

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