カタールW杯

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は23日、グループリーグで日本はドイツに2-1で逆転勝ち。1点を追う後半、途中出場の堂安律、浅野拓磨が続けて得点し、格上の強豪を相手に衝撃の逆転劇を演じた。これに対し、今大会出場を逃しているイタリアのメディアが歓喜。「ドイツが負けるのを見るのは興奮する。日本、ありがとう」とドイツへの痛烈な皮肉を込めた日本への感謝ツイートが話題を呼んでいる。

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　イタリアのメディア「イタリアン・フットボールTV」公式ツイッターは「今回のW杯でイタリア人がエキサイトすることはそれほど多くないが、ドイツの負けを見るのはそのうちの一つだ」とツイート。さらに「ありがとう、日本」とドイツを破った日本に感謝を述べた。イタリアは今大会を欧州最終予選プレーオフの準決勝で北マケドニアに敗れ、予選敗退。カタールの舞台に辿り着けなかった。ドイツは欧州強国同士のライバルだけに、負け惜しみもしたくなるのは無理もない。

　海外ファンからは「自分はイタリア人じゃないけど、その気持ちわかる」「本当に」「ドイツ、ブラジル、スペインが負けたらイタリア人はハッピーなんだ」という理解を示す声が寄せられた一方で「それがイタリアがW杯にいない理由だよ。それも連続して。ドイツの敗戦で何でエキサイトするんだ。愚か者」「イタリアの試合はいつ？」「日本はイタリアも蹴散らすよ」と出場していないことを揶揄する声も少なくなかった。