ドイツに2-1で勝利、会場ではファンが清掃活動

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は23日、グループリーグで日本―ドイツ戦が行われ、日本は2-1で勝利。格上の強豪を相手に、衝撃の逆転劇を演じた。1点を追う後半、途中出場の堂安律、浅野拓磨が続けて得点。大金星の裏では、開幕戦でも話題になった日本人サポーターによるゴミ拾いが行われていた。

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　強豪ドイツ相手に、後半の2得点で逆転勝利を収めた日本。サッカー界を驚かせる歴史的な1勝を手にしたが、会場で声援を送った日本のファンは、歓喜の試合後にスタジアムを綺麗に清掃していたようだ。

　米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のベン・ジェイコブズ記者は、自身のツイッターに写真4枚を公開。サムライブルーのユニホームをまとったサポーターたちが、青いビニール袋にゴミを集め、スタジアムを清掃するシーンが収められていた。

　同記者は文面で「日本のサポーターは本当にベストだ。ドイツを倒す大金星を挙げたが、お祝いの前にスタジアムの清掃を手伝った」と紹介。20日のカタール―エクアドルの開幕戦で、自国が関係ない試合でも試合後にゴミ拾いをしていたことが海外メディアでも称賛されていたが、この日もその姿が目撃されていたようだ。

　過去のW杯でも話題になってきたが、今回の投稿に海外のサッカーファンからは「日本人最高だね！」「最高の賞を与えてくれ」「本当に信じられない」「感謝します」「リスペクト！」「日本のことが好きな理由の1つ」などと賛辞が送られていた。