カタールW杯初戦、ドイツに勝利

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は23日、グループリーグで日本―ドイツ戦が行われ、日本は2-1で勝利。格上の強豪を相手に、衝撃の逆転劇を演じた。DF長友佑都は試合後のインタビューで「ブラボー、ブラボー！」と絶叫。「歴史的瞬間。嬉しい」と喜んだ。

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　歴戦の猛者である長友も、興奮を抑えられなかった。前半にPKで1点を失った日本。後半、交代選手が躍動した。後半30分、左サイドから三笘が切り込み、スルーパスに南野が反応。中央に折り返したボールをGKノイアーが弾くが、これに堂安が反応。冷静に左足で押し込み、同点ゴールで歓喜を爆発させた。

　さらにその8分後、自陣からのFKから板倉がロングボールを送ると、抜け出した浅野がスピードに乗った。ペナルティエリア右まで運び、角度のないところからシュート。これがニアサイドに決まり、逆転に成功した。

　先発し、後半途中に退いた長友は「ブラボー、ブラボー！」とテレビインタビューで絶叫。「ピッチで出てる時も出てないときも常に一緒に戦っていた」「今日来てくださったサポーターの皆さんもありがとうございました」などと語った。

　4大会連続出場で、経験豊富な長友でも「歴史的瞬間。嬉しい」とドイツ撃破に歓喜。「最後の最後まであきらめず戦った結果。ありがとうございます。ヨッシャー！」と再び叫んだ。