アルゼンチン撃破のサウジを開催国が粋な祝福 英記者感慨「18か月前は考えられない」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は22日、C組で世界ランク51位サウジアラビアが同3位の優勝候補アルゼンチンに2-1で逆転勝利を収めた。歴史的なジャイアントキリングが話題を呼び、開催国も街を挙げて粋な祝福。英記者は画像を公開し「18か月前には考えられない」「街は緑に染まった」と感慨にふけった。
歴史的快挙サウジアラビアを祝福
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は22日、C組で世界ランク51位サウジアラビアが同3位の優勝候補アルゼンチンに2-1で逆転勝利を収めた。歴史的なジャイアントキリングが話題を呼び、開催国も街を挙げて粋な祝福。英記者は画像を公開し「18か月前には考えられない」「街は緑に染まった」と感慨にふけった。
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ドーハの街がグリーンに染まった。サウジアラビアがアルゼンチンを破った夜、カタールの首都ドーハのビル群もライトアップ。その色はサウジアラビアを象徴するグリーン。歴史的一日に開催国が粋な祝福を見せた形だ。
英放送局「ITV」などで番組ホストを務めるアンガス・スコット氏は、自身のツイッターに画像を公開。「今夜、サウジの衝撃的な勝利を祝してドーハは緑に染まった。首長でさえもサウジ国旗を身に着けた。4年間断交していたため、18か月前には考えられない光景だ」とリポートした。
サウジアラビアやエジプト、UAEなどは2017年、「テロ支援」を理由にカタールと国交を断絶していたが、2021年1月に国交を回復。これにより国境の往来が再開され、空域も開放された。このおかげで今回、サウジアラビアのサポーターは大挙してカタール入りすることが可能に。スタジアムの大声援を生んだとあって、両国の“雪解け”を象徴するかのようなライトアップとなった。
サウジアラビアは26日にポーランドと対戦する。
(THE ANSWER編集部)