W杯でチケットシステム不具合 ファンが間に合わず、海外報道「キックオフ見逃した」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は21日、B組でイングランドがイランに6-2で大勝した。アディショナルタイム(AT)が前後半合わせて27分となった異例の一戦で白星発進。強豪国の登場だったが、試合開始時は空席も。海外メディアは画像を公開。実はチケットアプリの不具合によるものだったという。
カタールW杯・B組 イングランド―イラン戦
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は21日、B組でイングランドがイランに6-2で大勝した。アディショナルタイム(AT)が前後半合わせて27分となった異例の一戦で白星発進。強豪国の登場だったが、試合開始時は空席も。海外メディアは画像を公開。実はチケットアプリの不具合によるものだったという。
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さあW杯初戦、今から行くぞという時に席に座れないサポーターがいた。多くの人が入っていたが、中には空席の箇所も。選手たちはすでに入場を終えている。
欧州衛星放送「ユーロスポーツ」は「W杯イラン戦でチケットの問題により、イングランドのファンがキックオフを逃す事態 FIFAが発表」との見出しで記事を掲載した。「問題はFIFAのチケットアプリの不具合によるものだったようだ」と説明。FIFAは公式ツイッターでこう発表した。
「複数の観客の間で、FIFAアプリを通じてチケットにアクセスする際に不具合が生じています。その間、モバイルチケットにアクセスできないファンは、登録したEメールで詳細な手順を確認してください」「Eメールにアクセスできない場合、スタジアムのチケット解決ポイントがサポートします。問題の早期解決へ向け動いています。ご理解にご感謝申し上げます」
記事では「試合がキックオフした時点で、ハリファ国際スタジアムには多くの空席があった」と指摘。観戦に間に合わない人がいたようだ。試合は前半10分に味方と接触したイランGKが脳震盪で交代。後半も選手の治療・交代に時間を要し、前半は14分、後半も13分と合わせて27分ものATが取られる異例の展開だった。
(THE ANSWER編集部)