サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は21日、B組でイングランドがイランに6-2で大勝。白星発進し、勝ち点3を挙げた。この試合を観戦した元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏が得点の瞬間に日本の中継に映り、ツイッター上でトレンド入りするなど話題になった。

　ゴールで盛り上がった瞬間、画面に映った人物にお茶の間が釘付けになった。

　2-0でリードしたイングランドが前半46分にMFスターリングが追加点を挙げた場面だ。スタジアムのイングランドサポーターが盛り上がる中、客席にいる黒のスーツをまとったダンディーな男性が映った。髭を蓄え、拍手を送るワイルドな人物こそ、ベッカム氏だ。

「貴公子」の異名を取り、正確なFKを武器にマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードなどで一時代を築いた伝説のプレーヤー。今は47歳になり、今大会の公式アンバサダーを務めているため、母国の観戦に駆け付けたようだ。

　サッカーファンからすれば、今もお馴染みの存在ではある。しかし、2002年の日韓W杯で「ベッカムヘア」とともに話題になった当時の印象が強く、W杯だからサッカーを見るライト層のファンにとっては、現在の姿が驚きの様子だ。

　現役時代の爽やかな印象から雰囲気も変わり、ツイッター上では「ベッカム」がトレンド入りする事態に。

「テレビ画面に急に抜かれたベッカム氏、イケメンすぎて呼吸忘れた」
「イケオジすぎてやばい」
「一瞬ベッカム映った瞬間一番声出た！」
「2002の時はベッカムの追っかけしましたっ！！」
「ベッカム様も相変わらずお美しかった」
「スタンドにいるだけでトレンド入りするベッカム」

　このような声が続々と上がっていた。

　ベッカム氏に見守られたイングランドは後半もゴールラッシュで、実に6得点を挙げ、白星発進を飾った。