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超異例のアディショナルタイム計27分発生 イングランド6発大勝、イランは「90+13」に得点

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は21日、B組でイングランドがイランに6-2で大勝。アディショナルタイム(AT)が前後半合わせて27分となった異例の一戦で白星発進し、勝ち点3を挙げた。

5点目を決めチームメイトと喜び合うイングランド代表のマーカス・ラッシュフォード【写真:ロイター】
5点目を決めチームメイトと喜び合うイングランド代表のマーカス・ラッシュフォード【写真:ロイター】

カタールW杯・B組 イングランド―イラン戦

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は21日、B組でイングランドがイランに6-2で大勝。アディショナルタイム(AT)が前後半合わせて27分となった異例の一戦で白星発進し、勝ち点3を挙げた。

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 イングランドが異例の試合を制し、圧勝した。試合が動いたのは前半35分。MFベリンガムのゴールでイングランドが先制すると、43分にMFサカ、46分にMFスターリングが立て続けに追加点を挙げ、3-0で折り返した。

 後半に入ってもイングランドの勢いは止まらない。17分にサカがこの日2点目。20分にFWタレミのゴールで1点を返されたものの、同26分には途中出場のFWラッシュフォード、44分にも途中出場のFWグリーリッシュがダメ押し。

 終了間際にPKを献上し、1失点したものの、イランを寄せ付けなかった。

 異例だったのは、前半14分&後半13分というATだ。前半10分、センタリングに飛び込んだイランGKベイランバンドが自陣ペナルティエリア内で味方と接触し、ピッチに倒れ込んだ。鼻のあたりから出血した。

 治療、ユニホームの交換を経て16分に再開したものの、直後に再びピッチに倒れ込み、自ら交代を要求し、同20分にGKホセイニと代わって退いた。脳震盪による交代と認められた。この影響でAT14分という異例の長さとなった。

 さらに、後半も選手の治療・交代に時間を要した。ATの目安は10分と表示されたものの、終了間際にVARによるイランのPKが発生。得点は「90+13」という、これまた異例の記録が刻まれた。ATは前後半合わせて27分という展開だった。

 敗れたイランは開幕戦でエクアドルに0-2で敗れたカタールに続き、アジア勢2連敗となった。

(THE ANSWER編集部)

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