W杯で異例のアディショナルタイム14分発生 イランGK接触で中断→脳震盪による交代の影響
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は21日、B組でイングランド―イランが対戦。前半で異例の長さとなるアディショナルタイム(AT)14分が表示された。
B組のイングランド―イラン戦は異例の展開に
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は21日、B組でイングランド―イランが対戦。前半で異例の長さとなるアディショナルタイム(AT)14分が表示された。
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アクシデントは前半10分に起きた。自陣ペナルティエリア内で相手のセンタリングに飛び込んだイランGKベイランバンドが味方と接触し、ピッチに倒れ込んだ。鼻のあたりから流血。治療を終えて新しいユニホームに着替え、16分に試合は再開したものの、直後に再びピッチに倒れ込んだ。自ら交代を要求し、同20分にGKホセイニと代わって退いた。脳震盪による交代と認められ、通常の交代枠「5」に含まれない交代となった。
プレーが止まっている間、選手たちはパス回しを行い、体を温めた。一連の治療、交代などによる中断もあり、前半45分の終了間際に表示されたATは14分。異例の長さとなった。
試合は前半35分にMFベリンガムのゴールでイングランドが先制すると、43分にMFサカ、46分にMFスターリングが立て続けに追加点。アディショナルタイム目安の14分台で終了し、3-0で折り返した。
(THE ANSWER編集部)