ロシアはスペイン相手に歴史的番狂わせを起こせるか、FIFAが“4つのポイント”を特集
番狂わせのカギは4つ、圧倒的不利の下馬評覆せるか
記事ではスペインDFジョルディ・アルバやDFダニエル・カルバハルは前線に繰り出すが、常に本来のポジションまで戻るわけではなく、MFセルヒオ・ブスケツもすべての穴を埋められはしないと指摘。GKダビド・デ・ヘアが5失点喫していることも不安材料だとしている。
2つ目のポイントは「賢くプレスする」こと。「ゴロビンが先発に戻ることで、ロシアは盤石となる。ロシアは賢くプレスをかけることが必要とされるが、機会は慎重に見定めなければ、セルヒオ・ラモスやジェラール・ピケといった選手に1本のパスで一網打尽にされてしまう」と解説を付け加えている。
3つ目は「セットプレー」だ。ロシアはウルグアイ戦でFKやコーナーキックなどボールが動いていない状況から失点したことに触れつつ、スペインもモロッコ戦でCKから失点を喫したことを紹介。ロシア代表の196センチの長身FWアルテム・ジュバがその長所を発揮できると期待をかけている。
4つ目は「チャンスをものにする」こと。スペインが圧倒的にボールを支配することが想定され、ロシアにチャンスは多くはない。どんな形であってもチャンスをものにしなければならないと指摘している。
英大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」のオッズでは、「90分での勝利」はスペインの「1.57」倍に対して、ロシアは「6.5」倍。ホームの大声援を武器に、歴史に残るアップセットを起こせるか。可能性は決してゼロではない。
(THE ANSWER編集部)