20日のW杯開会式に登場

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）の開会式が20日に行われ、韓国の世界的人気グループ「BTS」のジョングクが登場。カタールの歌手ファハド・アル・クバイシとともに、W杯公式サウンドトラック「Dreamers」でパフォーマンスを披露し、セレモニーに花を添えた。韓国メディアは「前髪を長く伸ばしたビジュアルも、グローバルファンの大きな関心を集めた」などと報じている。

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　ハリウッド俳優モーガン・フリーマンらも登場した豪華演出。さまざまなパフォーマンスが続く中、ジョングクは中央のステージ上に現れた。黒でまとめた衣装で「Dreamers」を熱唱。キレのあるダンスでも魅了し、全世界が注目するステージを盛り上げた。

　韓国メディア「インサイト」は「『開幕公演を破った』…カタールW杯開幕式で歴史を塗り替える舞台を披露したBTSジョングク」との見出しで記事を公開。「全世界の人々の祝祭であるカタールW杯で、BTSの『金色の末っ子』ジョングクが開幕公演を行った」などと報じた。

　同メディアによると、今回の出演はBTSコンサートを除き「ジョングクが見せた初の公式舞台」だったという。「“ワールドスター”らしく華麗なパフォーマンスを披露し、注目を集めた」「前髪を長く伸ばしたジョングクのビジュアルも、グローバルファンの大きな関心を集めた」「全世界の人々の拍手が殺到」などと存在感を絶賛している。

　ジョングクは前日19日には韓国代表の練習場を訪れ、代表チームを激励。ロッカールームでアジアを代表するエースFWソン・フンミンらと集合写真を撮影し、その様子を韓国サッカー協会（KFA）公式インスタグラムが公開すると、国内外のファンの間でも話題になっていた。舞台を終えたジョングクは「開幕式の舞台より、カタールで選手たちに会った時のほうが緊張した」と明かし、「（選手のオーラに圧倒され）自分がここにいてもいいのか？」と感じたと語ったことが記事で伝えられている。