大谷翔平、MVPではない“3つの要因”を米専門局指摘「すぐに大人気映画の続編作った」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、最終候補入りしていた全米野球記者協会(BBWAA)が選出するア・リーグ最優秀選手(MVP)の2年連続受賞はならなかった。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に初受賞を許し、米スポーツ専門局は受賞を阻まれた“3つの要因”を指摘。「オオタニはすぐに大人気映画の続編を作ってしまった」と報じた。
2年連続MVP受賞を阻んだ“3つの要因”とは
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、最終候補入りしていた全米野球記者協会(BBWAA)が選出するア・リーグ最優秀選手(MVP)の2年連続受賞はならなかった。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に初受賞を許し、米スポーツ専門局は受賞を阻まれた“3つの要因”を指摘。「オオタニはすぐに大人気映画の続編を作ってしまった」と報じた。
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大谷は今季、投手として15勝、防御率2.33、219奪三振、打者としても打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁を記録。史上初となる投打規定到達を達成しながらも栄冠には届かなかった。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「彼のシーズンはまた歴史に残るものだった」と二刀流を昨季以上の活躍だったと称賛しつつ、受賞を阻んだ“3つの要因”を挙げた。
1つ目は「標準以下のチームメート」。今季エンゼルスは73勝89敗に終わり、8年連続でプレーオフ進出を逃した。なかなか勝てないチーム状況に同局は「プレーオフに進出できない、勝てないチームではオオタニは価値を発揮できていないと考える人(投票者)がたくさんいる」と指摘した。
2つ目には「投票者、ファンの慣れ」を挙げた。昨季は前代未聞の二刀流でMVPに。2年連続の活躍だったが、記事では「大人気映画の続編が翌年に公開され、同じかそれより少し優れた作品だったら、称賛を受けることはない」「オオタニはすぐに続編を作ってしまった」と例えられた。
最後の理由は「歴史に直面」だった。リーグ新の62本塁打を放ったジャッジが残した打撃成績を紹介し、「ただただ、圧倒的なシーズンを送った」と歴史的偉業を称賛している。それでも、大谷については「最高の二刀流のパフォーマンス。それを同じ選手が2年連続で成し遂げた」と改めて絶賛。「私たちは特別な何かを目撃しているのだ」と締めくくった。
(THE ANSWER編集部)