大谷翔平MVPに入れた“地元票”を「恥ずかしい」と米司会者批判「LAの奴ら恥を知れ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、最終候補入りしていた全米野球記者協会(BBWAA)が選出するア・リーグ最優秀選手(MVP)の2年連続受賞はならなかった。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が初受賞。大谷には地元記者から2票が入ったが、米司会者は「LAの奴ら、恥を知れ」と“地元票”を批判した。
大谷翔平は2年連続MVPならず
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、最終候補入りしていた全米野球記者協会(BBWAA)が選出するア・リーグ最優秀選手(MVP)の2年連続受賞はならなかった。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が初受賞。大谷には地元記者から2票が入ったが、米司会者は「LAの奴ら、恥を知れ」と“地元票”を批判した。
ジャッジは1位票28人、2位票2人の圧勝。大谷は1位票2人、2位票28人だった。発表前からジャッジ優勢の声が多く挙がっていた今季のMVP争い。大谷に1位票を入れた2人はエンゼルスの地元記者だった。
この2票に異を唱えたのは、米放送局「FOXスポーツ・ラジオ」の番組「オッド・カップル」などで司会を務めるスポーツキャスターのロブ・パーカー氏だった。同局ツイッターが公開した動画では、パーカー氏が番組内で批判的に持論を述べている。
リーグ新の62本塁打を放ったジャッジについて、「歴史的に見て、アーロン・ジャッジが今年やったことはレコードブックに載ることだ。ア・リーグの本塁打記録を塗り替えた。ヤンキースについて話す時に、シーズン本塁打記録はベーブ・ルースでもロジャー・マリスでもなく、アーロン・ジャッジなんだ! それが物語っている」と強調。続けて強い言葉を並べた。
「LAの奴ら、恥を知れ。ちゃんとマイク入ってるか? アナハイムで聞いていることを願うよ。お前らは地元びいきだ! 一体全体どうしてショウヘイ・オオタニを選べる? どうして彼がMVPだと信じられる? 5月以降、ショウヘイ・オオタニは意味のある試合でプレーしていないんだぞ!」