アイスダンスで村元・リード組が笑顔の銀 「平昌への道しるべになる」
冬季アジア大会は24日、アイスダンスのフリーダンス(FD)が真駒内公園屋内競技場で行われ、日本の村元哉中(かな)、クリス・リード組が64.74点、合計159.14点で銀メダルを獲得した。中国の王詩月・柳金宇が164.28点で金メダルに輝いた。
四大陸選手権9位から1週間で巻き返し、この日一番の歓声
冬季アジア大会は24日、アイスダンスのフリーダンス(FD)が真駒内公園屋内競技場で行われ、日本の村元哉中(かな)、クリス・リード組が64.74点、合計159.14点で銀メダルを獲得した。中国の王詩月・柳金宇が164.28点で金メダルに輝いた。
「私たちにとって大きな挑戦」(村元)と位置付けていたフラメンコの曲調に乗り、キレのある動きを披露。2位発進したショートダンスに続き好演技を見せ、この日一番の歓声を浴びた。トップに5.14点差届かず、銀メダルとなったが、9位に終わった四大陸選手権から1週間で巻き返した。
村元は「四大陸選手権では悔しい思いをしたので、短期間で進化したところを見せられた。すごくうれしい」と笑顔。リードは「平昌を目指す上で気持ちの目覚めとなった。今後、何をしていくべきかの道しるべになる」と1年後の平昌五輪へ向け、手応えをつかんでいた。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images