三原舞依、涙の優勝で撮影された「心温まる光景」 キスクラの名場面を海外メディア公開
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦英国大会は12日に行われた女子フリーで昨季の四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)が初優勝した。体調不良による休養などを乗り越え、演じた復活劇。海外メディアはキス・アンド・クライで撮られた印象的な写真を公開し、「シェフィールドで見られた心温まる光景」と紹介している。
海外メディア「シェフィールドで見られた心温まる光景」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦英国大会は12日に行われた女子フリーで昨季の四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)が初優勝した。体調不良による休養などを乗り越え、演じた復活劇。海外メディアはキス・アンド・クライで撮られた印象的な写真を公開し、「シェフィールドで見られた心温まる光景」と紹介している。
歓喜と安堵――。三原の感情がすべて表れているような1枚だった。
ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」公式ツイッターは「シェフィールドのキス・アンド・クライで見られた心温まる光景」とし、写真を公開した。
フリーを滑り終え、キス・アンド・クライに座った三原を捉えたもの。中野コーチの隣で、演技後に投げ入れられた白のぬいぐるみを抱きしめた三原は、幸せそうな笑みを浮かべている。得点が表示された直後を捉えた印象的な場面だ。
投稿では「マイ・ミハラは本当に最高だ。彼女がチャンピオンになったことはGPイベントでの屈指のハイライトだ」とも記されている。
三原といえば、体調不良によるシーズン休養も経験。10代から第一線を走りながら、苦難も乗り越えてきた。そんな三原が23歳にしてGPシリーズ初優勝。ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーでもトップの得点を記録し、フィギュア界に感動を呼んだ。
次戦は25日開幕のフィンランド大会(エスポー)。自身初のGPファイナル進出に期待が集まる。