セルヒオ・ラモスW杯落選に「なぜ?」 スペイン国内で燻る賛否、コメント欄は荒れ模様
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会のスペイン代表メンバーから落選したDFセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)がインスタグラムを更新。「辛いが、毎日、日は再び昇る」と傷心の心境をつづったが、今回の落選を巡ってはいまだにスペイン国内で賛否が分かれている。
本人はインスタグラムで傷心の胸中吐露「辛いが、毎日、日は再び昇る」
サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会のスペイン代表メンバーから落選したDFセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)がインスタグラムを更新。「辛いが、毎日、日は再び昇る」と傷心の心境をつづったが、今回の落選を巡ってはいまだにスペイン国内で賛否が分かれている。
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11日にルイス・エンリケ監督が発表した代表メンバー26人に、歴代最多180キャップを誇るラモスの名前はなかった。落選後、初めてインスタグラムで心境を明かした36歳は「昨シーズンは、怪我と新しいクラブ、異なる町への適応のために、辛かった。常に自身に提案し、決めた目標とそれを叶えられる期待に向けて、全身全霊を注いで、復帰し、いつも通りに感じられるように頑張ってきた」と切り出した。
「幸運なことに、今季、僕は自分自身を再び、感じられるようになり、改めてサッカーを楽しみ、僕のクラブ、そしてパリのような偉大な町を楽しめるようになった」としたが、W杯出場は叶わず。「辛いが、毎日、日は再び昇る。僕の中で、変わるものは全くない。僕のメンタリティも、パッションも、継続も、努力も、サッカーのことを考えて、24時間捧げる姿勢も。これが僕の感じていることで、それを君たちとシェアしたかった」と傷心を明かしつつ、前向きに記した。
「優しさをくれたみんなにありがとう。まだ、達成すべき多くの挑戦や目的が残っている。近いうちに会おう。彼らに最高の幸運を願うよ バーモス、エスパーニャ!」と締めくくったラモス。この投稿には「君が史上最高のセンターバックで、このW杯にいるべきだったことは、みんな知っているよ」などと同情とエールが寄せられ、150万件を超える「いいね」がつけられている。
しかし、サッカーファンの間では、今回の落選はいまだに賛否が燻っている様子だ。ラモスの投稿を紹介したスペイン紙「マルカ」のコメント欄は荒れ気味で「この2年間のセルヒオ・ラモス様の方が、アンス・ファティよりもプレー時間は多いのになんで落ちた?」「正直、セルヒオ・ラモスはエリック・ガルシアよりずっと多くの貢献ができたと思う」と納得いかないファンも多かった。
一方で「もし、マドリードから出て行かなければ、今頃リストに入っていたかも」「時代は変わったんだよ、ラモスやその他の恐竜が入る余地はもうないのさ」と落選を支持するファンも少なくない。日本と1次リーグ同組のスペインは勝って、結果で示すしかない。
(THE ANSWER編集部)